研究

あけましておめでとうございます。 最近更新が滞りがちで恐縮ですが、本年もよろしくお願いします。 昨年上梓した翻訳、早速、某私大 五つの大学の学部や院の演習で教材として採用していただけることになり、万々歳! 今年は論文を中心に頑張ります。 久々に…

 来年の課題

というよりも、現在抱えている負債は、小記事3、中記事2、論文3。てんてこ舞いで、呟いたり追っかけたりする暇もないです。せめてもの気晴らしに、レイアウトを少し変えてみました。あ、それから、ひとに訊かれたのですが、似たような名前のブログがいく…

 タフな東大生

という趣旨の講演があるようですが、 http://dcs.adm.u-tokyo.ac.jp/event/ うむ。ローではとくに毎年後期10月に入ってから自殺防止対策に力を入れて、カウンセラーも常駐状態になるわけで、関連事業は合格段階から必要かもしれない。いや実際のところ、格…

 事業仕分け 4

学長の共同声明が http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091124-00000005-maip-soci やっと出たよ。何しろ、「コンクリートから人へ」というスローガンに思いっきり反していたんだもの。それにしてもあの場にいてこのようにきちんと反論できなかった教授たちは…

訳者の分として1冊、さらに監訳の先生方から謝礼として4冊、確保できた。良かった。

 続Interactive@法学教室

今月号の記事には、私だけ納得できない箇所がある。南蛮海老というのは俗に言う甘エビで、南蛮と呼ぶのは新潟あたり特有の表現なので、そこら辺の温泉を想定しているようなのですが、甘エビも甘鯛も平目も旬は晩秋から春にかけて、にもかかわらずなぜに、穴…

 いただきもの

国家構造論 (1950年)作者: 尾高朝雄出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1950メディア: ?この商品を含むブログ (1件) を見る 函入り、ハトロン紙のカバーあり、書き込みなしの良品。ありがとうございます。

事業仕分け その3

今朝の日経に漸く、スパコン予算凍結に関する研究者の批判なる小さい記事が出た。遅いけど、他紙に較べて良し、とすべきかな。科学技術の研究開発も研究者養成も留学生誘致も、そして、高校までの教育も、ただでさえ日本の予算はOECD諸国のなかでありえ…

 事業仕分け その2

yahooの報道が正しければ、由々しきニュースである。 .事業仕分けで極秘マニュアル=財務省の視点を指南−政治主導に逆行・行政刷新会議 11月17日15時33分配信 時事通信 政府の行政刷新会議が2010年度予算概算要求の無駄を洗い出す「事業仕分け」で、事務局が…

 事業仕分け

とうの昔にいろいろなところで語りつくされた感があるけれど、自分なりにやはり記録しておきたいので。 まず参加したメンバー 【第1WG】 青木 宗明 神奈川大学経営学部教授 安念 潤司 中央大学法科大学院教授 井澤 幸雄 小田原市職員 石渡 秀朗 三浦市職…

印刷も始まるということで、献本リストの作成に取りかかる。これって、結局自分で支払うんだが、印税収入より高いじゃないか! 事業仕分けの心境になる。すぐに古本屋さんに廻しそうな先生はカットしよう。

久々に半年に一度の某研究会。皆さん、よく頑張っている・・・うう。抜き刷りなど頂く。来年は私も報告できるようにしないと。

ちょっとだけ確認しておきたいところがあったのだけど、意外に面白かった。歴史は奥が深い。 英国労働法理論史 (1956年)作者: 片岡昇出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 1956メディア: ?この商品を含むブログ (1件) を見る

 BLC公開講座 「債権法改正――いま何が問題となっているのか」

変わらずお元気なご様子のうっちー。「19世紀の民法学と解釈論を脱して、21世紀の民法へ」というコンセプトを志向されているようだ。25番教室がびっしり満席で、少し遅れていったため後ろから漸く見つけた席にすべりこんだところ、隣は判例六法の該当箇所をい…

ドサドサと雑誌が届いたなかに、『法律時報』http://www.nippyo.co.jp/blog_jihou/(日本評論社は、HPに刊行物の正誤表を出しているのは良い)に某教授が、そして、『思想』にインタラクティヴ某教授と某教授が。『ジュリスト』は、某会社法セクションがオン…

民主党政権の文教政策

平成22年度科学研究費補助金の新規募集課題の公募停止について ○平成22年度科学研究費補助金の新規募集課題の公募停止について 事務連絡 平成21年10月16日 関係各研究機関 科学研究費補助金担当課 御中 文部科学省研究振興局学術研究助成課 日本学術振興会研…

翻訳の第3校を何とか仕上げて、一昨日、監訳の先生に送る。出版社との交渉もするでなし、監訳の先生に較べればたいした仕事量ではないにもかかわらず、1日ボーっと過ごした。索引作りって本当に大変。このまま順調に行けば来月には店頭に出てくる予定で、…

法実務、法理論、基礎法学の再定位―法学研究者養成への示唆作者: 曽根威彦,楜澤能生出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2009/09/01メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (4件) を見る 2008年3月1,2日に早稲田でおこなわれた国際シンポジウム…

 研究者の品格

総長ついでに というわけではありませんが、今年の入学式の式辞が印象深いので、少し読み返してみたりしました。 私は、大学院を法学政治学研究科で過ごしましたが、その時に研究していた中心的なテーマは、「自由と制度」というものでした。それは、ドイツ…

 というよりは通勤読書ですが

とう小平 政治的伝記 (岩波現代文庫)作者: ベンジャミンヤン,Benjamin Yang,加藤千洋,加藤優子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/08/18メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (6件) を見る 建国60周年記念行事を以って、毛沢東、(登おお…

債権法の新時代―「債権法改正の基本方針」の概要作者: 内田貴出版社/メーカー: 商事法務発売日: 2009/09/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログ (12件) を見る ちなみに BLC公開講座は、こちら 第58回講座 概要 日時 2009年10月29…

時々訪問する某教授のブログ、最近、大きな更新が2回あって、いずれも地道に勉強させていただきたく思います。

『法学教室』

某連載が落ちている。某連載に食文化がない。歴史的な判例を復習する新連載が始まるということだけど、メニューを見ると、もうちょっとあってもいいんじゃないのと思ったりする。 今日は大量にプリントしたり整理したり溜まっていた雑誌に目を通したりに明け…

シモーヌ・ヴェイユの続き。 1934年の段階で、しかも神を問い続けた人という印象の強い彼女が、自然エネルギーについて考察していることにちょっと、驚く。 より少ない努力でより多くを生産するために、人間に示される第一の手順は、自然に由来するエネルギ…

2冊目の翻訳の初稿がやっと上がってくるらしい。ブツが来る前に済ませたい課題が満載。

暑い暑いとばかりも言ってはいられない。最近は密林だけではなく、また、目録を送ってくるだけでなく、複数の古書店から色々とお勧めが入るので、急がないけどとりあえず頂いておくものも毎月何冊かある。 牧野教授還暦祝賀法理論集 (1938年)作者: 牧野英一,…

いつもいつも、学期が終わり休みに入る時には本の山を片付け、もう次の学期からは本当に必要な本しか買わないと誓うのに、いつもいつも次の学期が終わる時には、また新たな本の山や泉が湧いてくる、魔法の部屋です。

たまたま今日は、フランス革命の日なんだが・・・ フランスにおける脱宗教性(ライシテ)の歴史 (文庫クセジュ)作者: ジャンボベロ,Jean Baub´erot,三浦信孝,伊達聖伸出版社/メーカー: 白水社発売日: 2009/05/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 35回この…

憲法の理論を求めて―奥平憲法学の継承と展開作者: 長谷部恭男,中島徹出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2009/05/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る 石川論文が白眉だけれども。

なんとなく順不同にぱらぱらと。 公法と私法 (行政法研究)作者: 塩野宏出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 1989/01メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) を見る 美濃部達吉論文集〈第4巻〉公法と私法 (1939年)作者: 美濃部達吉出版社/メーカー: 日…