BLC公開講座 「債権法改正――いま何が問題となっているのか」

変わらずお元気なご様子のうっちー。「19世紀の民法学と解釈論を脱して、21世紀の民法へ」というコンセプトを志向されているようだ。25番教室がびっしり満席で、少し遅れていったため後ろから漸く見つけた席にすべりこんだところ、隣は判例六法の該当箇所をいちいち参照し、レジュメに黄色のマーカーを引きながら猛烈な勢いで講演を学習しているロー生とおぼしき人であって、満席の状況の中で二人分の机のスペースを陣取って広げていたのを私のために片付けねばならなくなったことで、きっと睨まれてしまった。うっかりペンなど転がしてそれ以上彼女の神経に障ることのないようじっと緊張した姿勢で聴き、終わって階段を降りるときにとても肩が凝っていたのであった。