数日前の朝日の読者欄で、日本はなぜアメリカに較べてハイチの報道が圧倒的に少ないのかと、じれったがるものがありました。当日中に書き込むべきでしたがその日は何気に忙しかったので、遅ればせながら思い出したところでメモしておこうと思います。それは・・・。アメリカはかつて一時的にせよハイチを統治していたし、その後もキューバを控えて冷戦中に、対ソ連と同じぐらいのコストを中南米に投入していたという深い深いかかわりがある(ちなみにそれを経済的に支えたのは、日本の、米国債大量購入だけど)。そして中国が、それっとばかりに[アメリカの裏庭に]大量の人と物資を送り込んでいる今、どうして、アメリカが神経を尖らさずにのほほんとしていられようか? ごくフツーに、はい大地震がありましたから皆で助けてあげましょうね、という問題ではないでしょう。


なお、昨日の国会中継は一部しか拝聴していませんが、千葉法相がすべての質問に対して「只今頑張って検討中でございます」式の答弁しかしなかったのが、最も支持率の低い国民新党が相変わらず最も偉そうにしているのと同じぐらい、ある意味、印象的でした。