結婚相手の学歴

に関する記事に遭遇。
http://president.jp.reuters.com/article/2008/11/19/87BFDAE8-B09C-11DD-9991-15283F99CD51.php


【図1】 国立/早慶上智の男性は自分の学歴が結婚に有利だと自覚している


というのがあるのですが、幅が広すぎるのではないか? とか、突っ込みを入れながら読んでみる。


MARCHクラス以上の男性のうち3割以上が、年収900万円以上に分布している。ここまで稼ぐ「高学歴・高年収」の男性なら、未婚率もグンと低くなる。

ただ「900万円未満」を見ると、意外な事実が見える。まずMARCHクラス以上の男性。比較的高年収の「700万〜900万円未満」が29.7%、一方で500万円未満の「高学歴・低年収」も15.6%いる点は見逃せない。

「一般に高学歴の男性はプライドが高く、断られても相手の女性のせいにする傾向が強い」とオーネットの岸野氏。「逆に成婚しやすいのは、低学歴など自分の弱みを素直に認め、想像力を働かせてマメに気遣いができる男性」だという。

いまも結婚に焦りはない。勤務先の研究所は男性比率が高く、いわゆる「女環境」が少ない。恋人がいない男性社員も多いから、と余裕を見せる。「40歳までには結婚したいが、忙しいし自分から動くほどではない。出会いは偶然の産物、これまでもずっとそうだった」と笑う。

だが現実は厳しい。図4を見直すと、35歳を過ぎて年収500万円未満の男性は、3割が結婚できていない。

なかでも注目すべきは、「高学歴・低年収」の男性ほど、未婚率が目立って高くなることだ。もし高学歴のCさんが転職で年収500万円を割り込んだ場合、結婚できない確率はなんと33.3%。MARCHクラスなら未婚率は5割を超える。たとえ高学歴でも年収が伴わなければ、半数が取り残されてしまうのだ。

山田教授は、「高学歴の男性は、学生時代から合コンなどでもてはやされていた分、結婚への危機感が弱い」と警鐘を鳴らす。「だから結婚という『リスク』を先送りしがちなのだろう」。

もちろん冒頭で述べたように、高学歴の男性ほどアドバンテージが高いのは確かだ。だがオーネットの岸野氏はそう前置きしたうえで、次のように力説する。

「どうか外見も含めた自分磨きと『出会うための努力』を忘れないでほしい。いくらこう言っても高学歴男性ほど、素直には聞いてくれないのですが……」


ありうべき結論とはいえ、今でもやっぱりこんな記事があるのだな、と、可笑しくなった次第です。