東北大の院生の自殺という記事がどっと出ているようです。たとえば、
http://mainichi.jp/life/edu/news/20090514ddm041040005000c.html


しかし、他学部とはいえ、先月も論文の不正がありました。
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2009/04/21/20090422k0000m040107000c.html


どうした、東北大、と声をかけたくなるかもしれませんが、私はふと、某教授が某講義のときに漏らした呟きを脈絡無く連想してしまいました。それは、○○という教授の某宮沢批判論文に言及したときのことで、この人は、生涯ひたすら宮沢先生を批判することに捧げたような方で、結局そのためか、これはという独自の研究成果を出されなかったという意味内容であったような・・・。なんか、青葉茂る広いキャンパスなのに、なかは屈折したエートスのある研究環境というイメージになってしまいますね、重なると。


と思ったら、京都新聞と並んで地元の大学記事が多い河北新報のいつも感心するところなんだけど、やっぱり追加記事も出ていました。
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090514t13021.htm


国立大学法人の格差が拡大なんていうニュースもこの前あったな・・・。弱い立場に付けが回っていくんかな。そこで一人勝ちの印象を強く世間にアピールすることになってしまった東大でも、研究者志望が激減している学部は要注意かもしれませんね。