NHKニュースによると

サッカー長谷部選手 連続先発
2月20日 4時8分
サッカーのドイツ1部リーグ、ウォルフスブルク長谷部誠選手は、19日、矢野貴章選手の所属するフライブルクとの試合に2試合連続で先発出場しました。長谷部選手はこの試合フル出場、チームは2対1で敗れて4連敗です。

長谷部選手は立ち上がりに前線の選手にロングパスを通すなど、攻撃の起点になる動きを見せました。前半28分には、ウォルフスブルクコーナーキックのこぼれ球を長谷部選手がヘディングでひろい、味方の先制ゴールにつながりました。長谷部選手はこの試合フル出場、チームは2対1で敗れて4連敗です。フライブルクの矢野選手は、1点リードの後半33分に4試合ぶりに途中出場しましたが、攻撃でのプレーをアピールできませんでした。


ところが、日刊スポーツによると

長谷部が矢野に逆転負けブンデス記事を印刷する
日記を書く
.<ブンデスリーガフライブルク2−1ウォルフスブルク>◇19日◇バデノバスタジアム(フライブルク

 日本代表MF長谷部誠(27)が所属するウォルフスブルクは19日、アウェーでFW矢野貴章(26)が所属するフライブルクと対戦し、1−2で逆転負けした。長谷部は右ボランチでフル出場した。前半28分に右CKからの攻撃でこぼれ球をつなぎ、FWヘルメスが先制ゴール。だが同42分に同点に追いつかれ、後半23分には相手FWシセに勝ち越し点を許した。矢野は後半33分からシセに代わって出場。前線から相手にプレッシャーをかけるなど逃げ切りに貢献したが、得点はなかった。


同じことを異なる視点から書けば異なる表現になる典型。というか、日刊スポーツの記者の文法は少しおかしいのでは? このタイトルでは、「矢野のシュートを長谷部が防ぎきれずに加点を許してしまったがゆえに、負けました」という内容でなければならないし、主語があったりなかったりで紛らわしい。その点、NHKはさすが、主語と述語がきちんと対応していて、長谷部がボランチとしてアシストに努めて貢献したこと、矢野はフォワードとして得点できなかったことを正確に伝えています。


自分も気をつけよう。