山田和樹 & 医龍

乱暴なタイトルで済みません。


ええ、今日は今日とて、横浜シンフォニエッタ第3回演奏会@フィリアホールに行って参りました。こんなところに?と思うような、ショッピングセンターの5階にこじんまりと、にもかかわらず、携帯電話の電波を撹乱する装置付という、何か恐ろしいホールです。何かまずい写メ撮られないですむ、という安心感は、「ウチ」意識を招くような気がする。シンフォニエッタ自体確かに、内輪の発表会的な始まりだったかもしれないけれど・・・。本当に素晴らしいと思われたのは、やはり、出田 りあ さんのマリンバで、木琴って、こんなに豊かなものだったのかと会場を沸かせた。いささか妙だったのは、現代音楽再演もシューベルトも、きっちりと小奇麗にまとめ上げられていたのだけれども何か今ひとつ物足りなかったこと。とりわけシューベルトは、ヤマカズもちゃんと暗譜で渾身の指揮をしていたのだけれどね。シューベルトベートーヴェンの粘っこさを期待しないけれど、それでも何かこう、こちらがシューベルトと聞いてイメージするところから、0.5%ぐらいの何かが欠けていたような気がする。そして、それは何だろうかと、帰る道すがら考えてみたのだけれどね。


チーム・メディカル・ドラゴンが朝田龍太郎のチームだとしたら、さしずめ、横浜シンフォニエッタ山田和樹のチームだ。本当に大変申し訳ないけれど、ふと脳裏をよぎったのは、原作で野口教授のオペを控えていた頃、世界的な天才麻酔医クレメンス登場で、酒とヤクの量が増えた荒瀬に対して、朝田が、「確実に進歩していると実感できなければダメなんだ」という趣旨の叱咤して、チームから外した場面です。維持しているというレベルでは、お前は俺についていけなくなるぞ、と。30台に入って「生活」の比重が大きくなってきているのかもしれないけれど、もうひとふん張りして、それぞれ自分の楽器のコンクールの優勝を目指して欲しい。私も私の道をがんばるよ。



ヤマカズさん、サインありがとう!!


さて今月はシーズンで忙しい。半ばには、女性として初の快挙を成し遂げて指揮者コンクールで準優勝した三ツ橋敬子さん
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010101701000067.html
も帰ってくるし、
http://www.japanphil.or.jp/cgi-bin/concert.cgi?action1=preview_details&seq=615


そのあと
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団もチケット確保済みで、名古屋で仕事→夜東京でコンセルトへボウ→翌早朝の便で福岡で仕事、だったりする。
http://www.kajimotomusic.com/upload/458644220457905904ca832006a6b5d71249029977japanese.pdf


三ツ橋さん、来年のサイトウキネンの有力候補かも?と思っていたら、サイトウキネンから、カレンダーのお知らせが来た。http://210.236.40.197/j/news/detail.php?ref=1&view=176
小澤尽くしのカレンダー、あと何回作成できるかしら?