昨夜は、事務的な片づけをしながら、テレビで『医龍3』を観た。坂口憲二演ずる朝田龍太郎が結構追われる立場に立たされてギラギラ感が薄いのは、役作りのせいか、本人の問題なのか、少し気になりつつ、今回もシーンごとに替わるカットソーの着こなしなど注目する。野口教授は相変わらずの個性なれど、確かに、メディカル・ツーリズムなんて時代の一つの主張を表明していることは明らかであり、実際、大阪大学だったか、中東の大富豪患者を受け入れる体制を作ったばかりのはずだ。原作から完全に離れていくけれども、時代の波にもまれる白い巨塔、次回が楽しみ。