完膚なきまでに叩きのめす

としか形容し得ないような、ドイツ―アルゼンチン戦でありました。ナチスの怖さは、それが一握りの異常性格者によって行われたのではなく、中間層市民の同意と協力の下に遂行されたこと・・・というとんでもイメージを想起しそうになりました。もう、得失点差とか構わず勝ちさえすればよいのだから、1・2点差ぐらいで、もう少し容赦しろよ。最終的に、オランダとドイツとのガチの死闘になりそうですね、それもドイツが勝つんじゃいかと予想してしまいます。だって、実力が拮抗するならなおさら、ドイツは圧倒的に若いから疲労回復が早いだろう。


それにしても、メルケルさんはともかく、これまでに、観客席のなかに色々な有名人が映し出されていましたけど、ミック・ジャガーまだ生きてたんだ、というのと、本当にただの太ったおっさんに成り下がったデカプリオの二人が秀逸だったなぁ。それにしても南アフリカは希少資源の宝庫で、最近マダガスカルを旅行した物好きの報告によれば、妙に屈強かつ高学歴な中国人男性が大量に送り込まれていて、日本人とか他国人を避けて緊張した面持ちの群れで行動していて、日本政府はまた出遅れているなと痛感せざるを得なかった由。まあ、G20で一人前扱いされない、一段と外交音痴な政権だもんな。つるしあげが怖いぐらいだから、裏外交なんて、夢のまた夢なのだろう。メルケルさんは、両手にお土産の収穫があったのだろうか?


思わず、こんなものを読んでみた。

ドイツ精神史―ゲッチンゲン大学講義

ドイツ精神史―ゲッチンゲン大学講義