政治資金規正法改正に関連して、朝日新聞に下記の記事。
http://www.asahi.com/politics/update/0317/TKY200903170296.html


この2ヶ月ほど、政治関連の論評は避けてきましたが、今日は一言。
政治資金規正法の最大の問題は、結党以来の政党助成金が、その党の解散後、個人の手元にうやむやに残る点にあるような気がします。自由党だの何だの作っては壊し、壊しては作るを繰り返してきた方の手元にはそれが何億か何十億かあるとささやかれているけれど、そうだとすれば、それが非課税でその政党と無関係の息子に相続可能となるのは、一般国民にとって許しがたいのではないか?政治資金規正法改正の眼目は、団体献金の廃止よりも、該当金の個人所有及び相続の禁止かつ国庫への返納にあるのではないかという気がします。