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　　古書店での収穫。安かった。

民主主義の法律原理 (Student edition)

初版は、昭和２４年。学術研究会議第１３部第５研究班の第１部としての共同研究で、執筆者は６名。

尾高朝雄｢民主主義の法理念」
恒藤　恭｢民主主義の公法原理」
我妻　栄｢民主主義の私法原理｣
横田喜三郎｢民主主義と国際法」
今中次麿｢民主主義と国家原理」
鵜飼信成｢民主主義と議会制度｣

序言に拠れば、丸山真男助教授の｢民主主義と東洋法律思想」の完成が遅れて収録できなかった由。民主主義花盛り時代の錚々たるメンバーだな。｢ナチス学者｣なんていう素朴な記述や理念や抱負の合間に、｢１９３８年の調査によると｣とか「この条文の政府原案は〜であった」的情報が入っていたりする。