いわゆる竿竹屋さんのスピーカーから流れる音声は、大抵、いかにもな女声なのだが、今通ったのは、なんというか、いかにもさわやか系の若ぁーい男声だった。ドライバーはいつもどおりのおじさんなので、おばさんたちの王子ブームを当て込んで音声を変えたのだとしたら、さおだけ屋が潰れないのは、研究熱心もあるのではないか?