NHKクローズアップ現代

が、CO2問題に力を入れている。

1月28日(月)放送予定
ヨーロッパからの“新しい風”【1】
“カーボンマネージメント”(仮題)

世界の政財界のリーダーが一年に一度、真冬のスイスに集う「ダボス会議」。7月の洞爺湖サミットの議長国・日本のトップが世界にどのようなメッセージを発信するのか、世界から注目が集まっている。CO2の削減で世界をリードするEU、各国の政府は高い目標値を掲げてCO2を軸にした新しい経済システムの構築を進めている。一方企業は、CO2の排出量を管理する「カーボンマネジメント」ができなければ、株主や投資家の信頼を失いかねないとして、厳しいCO2の排出量管理に乗り出している。一人ひとりの働き方や生活を変える"CO2管理社会"。世界はどう取り組み日本に何を求めているのか、「ダボス会議」の場で、世界の企業のトップに国谷キャスターが聞く。
(NO.2527)

ゲスト : ラース・ジョセフソンさん
    (スウェーデン電力会社CEO)
ゲスト : ピーター・バッカーさん
    (オランダ輸送会社CEO)
 


   
   
1月29日(火)放送予定
ヨーロッパからの“新しい風”【2】
低炭素社会”への挑戦(仮題)

CO2の排出を抑えながら発展する"低炭素社会"の実現に向け、世界に先駆けて動き出したEU。EU最大の都市ロンドンは去年、2025年までにCO2の排出を1990年比で60%削減するという厳しい目標を発表し、行政の強いイニシアチブでCO2削減を進めている。市内への自動車の乗り入れを厳しく制限する「渋滞税」や市民に省エネの方法をアドバイスする「緑のコンシェルジェ制度」を導入、家屋の改築に補助金を出す制度も作った。経済界に対しては、規制の一方で優遇策を示して協力関係を築き、さらに独自のエネルギー政策も進めようとしている。「産業革命」の発祥地ロンドンで始まった「環境革命」。"低炭素社会"への挑戦を、キーパーソンへのインタビューとルポで追う。
(NO.2528)

ゲスト : アラン・ジョーンズさん
    (ロンドン気候変動委員会代表)