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帰宅したら、『思想』の最新号が届いていました。
2007年第10号 No.1002
シューベルトの時代─―芸術家の肖像
思想の言葉 渡邊二郎 (2)
フランツ・シューベルトと詩人たち
──歌曲を通して詩と詩人を考える── 轡田 收 (5)
演奏する楽しみと聴く楽しみ
──ビーダーマイヤーの時代とシューベルトの音楽── 村田千尋 (34)
シューベルトの音楽における突出的瞬間としての〈弱進行〉 堀 朋平 (51)
近代の矛盾の「解凍」
──脱高度成長期の精神変容── 見田宗介 (76)
断絶する今
──西田幾多郎の時間論をめぐって── 小林敏明 (91)
〈書評〉時代のなかに立つ西田幾多郎
──嘉戸一将『西田幾多郎と国家への問い』── 藤田正勝 (111)
〈書評〉租税原理神話を超えて
─―マーフィー&ネーゲル『税と正義』における
ベーシック・インカムの提言―─ 山森 亮 (118)
神話と機械
──ジョルジュ・ソレルと20世紀「社会主義」── 金山 準 (126)
〈書評〉生成する中空
──クロード・レヴィ=ストロース『神話論理』を読む(1)── 出口 顯 (145)
〈書評〉終わりなき苦痛の記録
──『アルトー後期集成 I 』── 澤野雅樹 (163)
〈書評〉「シビウ国際演劇祭」体験記 安田雅弘 (174)
W・グリージンガーと近代精神医学の倫理(下)
──エトスの在り処とその行方── 小俣和一郎 (187)
ミネルヴァから、山森亮『ベーシック・インカム』が出るという話が昨年あったような気がする・・・。