裁判員制度ということで、TV でも刑事ものや法廷ものが健闘している昨今、「検察の誤りを市民の皆さんが、正すのです」というような科白があった、と記憶する。これは最近の事件を踏まえて脚本化が入れたのだろうけれども、一方で、裁判員が判断に迷ったら、裁判官が、判断を助ける材料として過去の量刑のデータを説明するという舞台裏がある。そこで論理的に反論する裁判員がいるだろうか?