なんとなく裏道を選んで歩いていたら、三越専属というような看板がかかっている家があって、何かと思ったら、着物の仕立てをしているらしかった。脇に、和裁教えますというような小さな札がかかっているもう一つの玄関があって、あ、これはまさしく本郷界隈、樋口一葉の生活を髣髴とさせるたたずまいでした。


かと思えば、うーん、やっぱりここは、ミニ欧州なのだな。