クローズアップ現代

11月17日(月)放送予定
最終バスが出たあとは・・・
〜廃止ラッシュ 地域の足を守れ〜

全国で路線バスの廃止が相次いでいる。6年前の規制緩和で一部に廃止が行われたものの、その後、自治体の補助で必要最低限の路線は運営を続けてきた。ところが、厳しさを増す自治体の財政、そして、「財政健全化法」によって、新たに公営事業を含んだ財政の健全度を判断されることなどから、多くの自治体で赤字バス路線の見直しを迫られているのだ。さらに、燃料の高騰が追い打ちをかけて、バス・ゼロ地域が生じかねない事態が懸念されている。その代替として注目されているのが「デマンド型交通」。いわばタクシーとバスの中間で、ワゴン車などで自宅から目的地までドア・トゥ・ドアで運んでくれる。しかし、採算や継続性など課題は多い。長野県安曇野市の例などを取材し、生活に欠かせない地域の足をどう確保するのか、超高齢化社会に向かう時代の公共交通のあり方を考える。
(NO.2660)

スタジオゲスト : 秋山 哲男さん
    (首都大学東京大学院教授)


公立保育園・公立病院の次にこれですから、この前までPFIをもてはやしていた人達は、どうお考えでしょうか。私の知る事例では、年金の出る日に、某宗教組織の人がワゴン車に老人たちを乗せて、病院・銀行・郵便局・スーパーといったところを無料でまとめてまわるというのがありました。中間団体をすべて排除する共和主義を理想視する方も、いかがお考えでしょうか。