最初の話題の続き。
この勇気ある記事。
http://www.j-cast.com/2008/10/23029147.html

もっとも、取材する側も、「『庶民』とは程遠い」との指摘もある。例えば給与面を見ただけでも、朝日新聞社社員の平均年収は1358万円。幹部クラスなら2000万円プレーヤーだ。比較的経営が厳しいとされる毎日新聞でも、870万円。なお、国税庁の調べによると、07年のサラリーマン平均収入は437万円だ。

さらに、勤務実態を見ても、庶民とはかけ離れているという指摘が避けられなさそうなのだ。

週刊ポストが08年4月11日号で、4ページにわたって番記者の実態を特集しているが、外国特派員協会の副会長が、記者会の様子をこう証言している。

「官邸クラブの記者席には間仕切りがあって、若い記者が短パン姿でテレビを見たり、プライベートとしか思えない長電話をしている。役所の担当者が『3時から会見です』と資料を配ると、一斉にペーパーを奪ってパソコンを打ち始める。まるでネットカフェです」
庶民とはかけ離れたところで、「庶民感覚」について議論が続くことになりそうだ。


一億総中流のときにも、中流とは何かが話題になったようですが、庶民って、どこで線を引くの? 少なくとも、今時の情勢において恐らく直観的に支持されるのは、「仕事の質・量・責任がイコールである者同士は、ペイもイコールであるべし」ということ。