9.11.のときも、ちょうどTVドラマか何か見ている最中に、突然建物があれよあれよという間に崩壊していく映像になって呆然とした記憶がありますが、今の経済もそんな感じ。アメリカの大統領選は恐らくこのままオバマ候補が勝つでしょうが、少なくともこれまで彼を支えているブレーンは市場主義のシカゴ学派ばかりなので、国有化を含む財政再建をやっていけるのかどうか。一方で中国は悠々と成長10%ですから、アメリカにとってますます脅威ですね。テロ支援指定国家解除とか、ジョージ・ワシントン号を加えた共同軍事演習とかはそういうことなのだろうと勝手に理解してしまいます。


それにしても、今年の流行語大賞は本当に、崖っぷちとか、崖の上とかいったものになる予感がしてなりません。日本でも年末にかけて、製造も建設も小売も現状維持できれば御の字ぐらいの悲惨な状況になるだろうと思われ、そうなると、どちらにであれ政治献金するゆとりが縮減するのではないか? 消費税を上げないまま法人税をカットしたはずなので、所得税収激減に引きずられて来年の税収は減ること間違いなしだからどちらの政権でもバラマキや社会保障充実は無理ではないか? あるいはまた、一人暮らしの老人を襲う強盗が一段と増えそうなので、警察は地域パトロールなどもっとしっかりやってもらいたい・・・などなど、つい案じてしまいます。