BBCによると、西暦64年の昨日、ローマの大火があったそうだ。


ついでに、日経朝刊21面「揺れる監査法人・会計士」は、公認会計士に対して同情的に受け取れる。けれども、「会社の機関のような立場で会計について指導助言を行なうことが中心だった」以上、「最近の経済環境の変化」によって「指導的機能から批判的機能に重点が移る中で、多くの会計不正が発生」したというより、もともと粉飾決算を指導助言してきたのが(状況変化にもかかわらず)変わらなかったことが突かれたのではないか、という気もする。


その隣り「格差はつくられた」は、格差論議アメリカ民主党寄り学者が中心となっている好例。政権交代でブレーンが一掃されるので、今、彼らの期待は最高潮。それに対して、朝日のスピヴァク評で「社会運動とより長いスパンで不在の受け手に向けて行なわれる知的活動とは違うこと」という何気ないフレーズが、目を引いた。


今日からASEAN。これから続々とオリンピック、大統領選。出てくるのは、ジャーナリズムの記事か学術論文か。