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ＥＵ、大統領職を創設・新基本条約を採択
　【リスボン＝下田敏】欧州連合（ＥＵ）加盟国は19日未明、リスボンで開いた首脳会議でＥＵ憲法条約に代わる新たな基本条約を採択した。新条約は大統領職の創設や外交政策の共通化、政策決定の効率化を盛り込んでおり、ＥＵは2009年から新たな運営体制に移行する。ＥＵは経済に加えて政治統合への動きを加速。外交や温暖化対策などで国際的な発言力を一段と強める。

　議長国ポルトガルのソクラテス首相は同日未明に「新条約の合意でＥＵは危機を抜け出した。欧州統合が大きく動き出す」と語った。バローゾ欧州委員長は「新条約はＥＵに行動力をもたらす」と強調した。(11:22)

どれだけ実質的なものになるのか楽しみですが、それにしてもポルトガル首相の名前がいいなあ。